ENOTECA Special Tasting Vol.7

今日はENOTECA主催で開催されるワインテイスティングに久しぶりに参加して来ました
ENOTECA Special Tasting Vol.7 ENOTECA Special Tasting Vol.7
そう、今日は「ボルドーグランヴァン古酒の会」なのです

今回は、ブルゴーニュのように事前に抜栓し開いた状態を飲むのではなく
みんなの前で慎重に抜栓していたので緊張感の伝わる会でした
ENOTECA Special Tasting Vol.7
コルクの状態も良く、参加者の期待感も高まります

では、今回のラインナップをご紹介

Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalande 1976
【赤】Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalande 1976
Type:赤 フルボディ
産地:France(ボルドー/Pauillac)
生産者:Louis
品種:カベルネ・ソーヴィニョン45%, メルロー35%, カベルネ・フラン12%, プティ・ヴェルド8%
格付:Pauillac第二級格付け

透明度の高い明るいルビー色
粘度も高い
い草や稲穂を燻したアロマと、しなやかで柔らかなコクと旨味を感じる

秋の風物詩である焼き畑をしながら農作業をしている女性
Jean-Francois MILLETの‘The Gleaners[落ち穂拾い]’をイメージさせる

時間を置くと、チョコやモカ、カラメルのようなコクが現れる

Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalande
Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalandeだったブドウ畑は、このComtesse de Lalandeと向かいのBaronに分割されました。
Ch.Latourと隣接する75haの畑のうち11haがSt.Julian村に入り込んでいます。
Pauillac村の1級Ch.Lafite Rothschild、Ch.Latour、Ch.Mouton Rothschildに肩をならべられるほどのワインを常にリリースしているのが、2級のCh.Pichon Longueville Comtesse de Lalandeです。
ヴィンテージによっては1級の品質評価を示すことがあり、スーパー・セカンドといわれる優れたワインの一つです。

~ I drink Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalande Back Vintage ~
1976
~ I drink Ch.Pichon Longueville Baron Back Vintage ~

~ I drink Ch.Pichon Longueville Baron Back Vintage ~

Ch.La Mission Haut Brion 1972
【赤】Ch.La Mission Haut Brion 1972
Type:赤 フルボディ
産地:France(ボルドー/Graves)
生産者:Ch.La Mission Haut-Brion
格付:Graves格付け
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン48%, メルロー45%, カベルネ・フラン7%

オレンジがかったルビー色
森林浴のような森のニュアンスと出汁の旨味、果実の甘みもまだ感じれるほどの力強さを感じる
さながら、昆布や海藻の海の森を気持ち良く泳ぐ魚のようなイメージ

時間を置くと、燻したい草のニュアンスが現れる

~ I drink Ch.Haut-Brion Back Vintages ~
2006, 1995, 1994, 1975
~ I drink Ch.La Mission Haut Brion Back Vintages ~
1976, 1972
~ I drink Ch.Bahans Haut-Brion Back Vintages ~
1999

Ch.Brane Cantenac 1965
【赤】Ch.Brane Cantenac 1965
Type:赤 フルボディ
産地:France(ボルドー/Margaux)
生産者:アンリ・リュルトン
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン65%, メルロー30%, カベルネ・フラン5%
格付:Margaux第二級格付け

1965年は気候状況が悪いため、生産本数が極めて少ない

明るい煉瓦色
猫のオシッコのようなアロマ
多雨の影響か、少々弱さを感じるが、後から生命力の強さが増してくる

Ch.Brane Cantenac
ボルドーのエリートファミリー、リュルトン家のアンリ・リュルトン氏が率いるCh.Brane Cantenac。
Ch.Brane Cantenacといえば、Margauxの大復活劇を演じてボルドー中の話題をさらったシャトーです。
トレードマークは絹のようになめらかで、しなやかな弾力性のある味わい。
マルゴーらしい繊細さ、フィネスを巧みに表現しています。

~ I drink Ch.Haut-Brion Back Vintages ~
2000, 1965

Ch.Beychevelle 1959
【赤】Ch.Beychevelle 1959
Type:赤 フルボディ
産地:France(ボルドー/St.Julian)
生産者:グラン・ミレジム・ド・フランス(GME&サントリー)
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン62%, メルロー31%, カベルネ・フラン5%, プティ・ヴェルド2%
格付:St.Julian第四級格付け

エレガントで赤い果実のニュアンスを感じさせる若さを残している
後からフローラルや墨のアロマが出て、昆布の旨味を感じる

~ I drink Ch.Lafite Rothchild Back Vintages ~
1959

Ch.Lafite Rothschild 1970
【赤】Ch.Lafite Rothschild 1970
Type:赤 フルボディ
産地:France(ボルドー/Pauillac)
生産者:Ch.Lafite Rothschild
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%, メルロー25%, カベルネ・フラン3%, プティ・ヴェルド2%
格付:Pauillac第一級格付け

野性味のあるブルゴーニュのグランクリュの古酒を思わせる
後味にハーブのような植物のニュアンスを残す

~ I drink Ch.Lafite Rothchild Back Vintages ~
1970
~ I drink Carruades de Lafite Back Vintages ~
1996