今日の一杯

今日の一杯。。。
【赤】Ch.Mouton Rothschild 1997 【赤】Ch.Mouton Rothschild 1997
【赤】Ch.Mouton Rothschild 1997
Type:赤 フルボディ
産地:France(ボルドー/Pauillac)
格付:Pauillac第一級格付け
生産者:Ch.Mouton Rothschild
品種:カベルネ・ソーヴィニョン82%, メルロー13%, カベルネ・フラン3%, プティ・ヴェルド2%
パーカーポイント:90点

まだまだ若く果実味を感じる。
優しくふくよかなミネラル感と杉、かすかにモカのニュアンスを感じ取れる。
(ミネラル感と旨味を感じるため、杉というより昆布のような味わい)

深海の海藻の樹海から光射す緩やかに揺れる水面を見上げているようなニュアンス

Ch.Mouton Rothschild 1997に利用されたのは収穫の55%のみである。
近年のCh.Mouton Rothschildでは最も外向的で成長したワインの1つで、このヴィンテージの魅力や肉づきのよさが十分に見られる。
ブレンド比率はカベルネ・ソーヴィニョン82%、メルロー13%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%で、濃いルビー/紫色をしており、目の開いたノーズは西洋杉、ブラックベリーリキュール、カシス、コーヒーを思わせる。
肉づきがよく、ブドウの 完熟感があり、口の中がいっぱいになり、酸は弱く、タンニンは やわらかく、凝縮感や余韻の長さは称賛に値する。
このおいしいPauillacはたぶん15年強は熟成するだろう。
このヴィンテージとしては印象的な作品である。
最終試飲年月:2002年3月
飲み頃:~2020年
〜ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より〜』

1997年のエチケットは、フランス生まれの女性彫刻家Niki de Saint Phalle女史の作品。
「悪よりワインを愛する蛇」(Niki de Saint Phalle))
Ch.Mouton Rothschild 1997のためのラベルには、太陽からサラのあるほうへ差し出した手と官能的な口が抽象的に描かれています。
構図を横切るように世界創造の歴史物語があり、彼女のモチーフでもある誘惑する蛇が飛びだした「悪よりワインを愛する蛇」は、伝統的なリンゴの代わりにCh.Mouton Rothschild 1997をイヴにさし出しているのでしょう。

~ I drink Ch.Mouton Rothschild Back Vintages ~
2002, 2001, 1997, 1995, 1994, 1987, 1975