祇園祭り 宵々々山

山鉾巡りの前にちょっとした豆知識を(笑)

祇園祭りは、日本三大祭の一つで八坂神社の祭礼です
平安時代初期の清和天皇の時代に疫病の厄払いに鉾を立て、 神輿を送って災厄の除去を祈ったことが始まり
その後、100年後に復活して以来、 3度の戦乱や数回の大火で中断した時期もあるが1,000年以上続いている祭りです

本来、山鉾巡行前の二日間を以前は『宵山』とされていましたが
現在は14日からの3日間、特に18時以降のに賑わいをみせます

実際、山鉾および町屋にある文化財の見学は14日の昼からでき、
特に14日の昼間の客足はまばらなので、そこまで並ぶことなく見学できます

ってことで、昼過ぎから巡ってました(笑)
朝まで雨が降ってたのもあり、鉾には屋根とビニールで覆いが
山は構造体だけで飾付けは管理している町屋で展示されています
祇園囃子演奏 町屋から鉾へ
実は今回、初めて祇園祭に行ったのですが、
実際に鉾で囃子を奏でたり、町屋の2階から鉾へ渡り鉾からの眺めを楽しめていいですね

夜になると四条通と烏丸通が歩行者天国になり、提燈に明かりが点きます
夜の南観音山 夜の四条通
さらに雅に感じますねぇ~

[山と鉾]
山鉾
:屋根に長大な鉾(槍のような武器)を戴き、直径2メートルの車輪が付き、2階にお囃子の乗っているもの。写真のように大屋根に真木を立て、鉾頭を飾るものと大きな傘の立つ傘鉾がある。
:鉾の変わりに松の木を戴き、山の上で出し物を演じる数人の者が乗ることはあっても、お囃子ほどの大人数は乗っていません。やぐらの上の舞台に、ご神体の人形や社殿を飾る舁山と大屋根の上に松が立つ曳山がある

[山鉾巡行順]
毎年7/2のくじ取式で「くじ知らず」の8基以外の24基の巡行の順番が決まります
今年の順番は以下の通り

長刀鉾 → 郭巨山 → 霰天神山 → 蟷螂山 → 函谷山 → 油天神山 → 綾傘鉾 → 占出山 →
月鉾 → 孟宗山 → 太子山 → 木賊山 → 菊水鉾 → 伯牙山 → 四条傘鉾 → 芦刈山 →
鶏鉾 → 白楽天山 → 山伏山 → 保昌山 → 放下鉾 → 岩戸山 → 船鉾 → 橋弁慶山 →
北観音山 → 鈴鹿山 → 浄妙山 → 黒主山 → 南観音山 → 鯉山 → 八幡山 → 役行者山 →
大船鉾

次の日記から実際に巡った順番とは違いますが、巡行順で山鉾の写真を載せていこうと思います