今日は仕事帰りに
かつて西天満で各界著名人に愛された台湾料理のお店『ビーフン東』が
東京に移転後、昨年同じ西天満で開店させたビストロ『Chi-fu』に行ってきました
ビストロというより新しい中華料理”ヌーベルシノワ”の最先端を走っている言ったほうが良いでしょうか
店内は確実にフレンチです
まずは泡で乾杯
【泡】Champagne Henriot Blanc de Blancs
柑橘系のさわやかさにほのかな甘みがあって、
今日のような湿気の多い日にすっきりと喉を潤してくれます
今回の
のチョイスは店主の東さんにアドバイスをもらいながらです
ここはコースのみで7,000円と10,000円の2コースで、
今日は7,000円のコースをいただきました
内容としては、『5品 + 粽、ビーフン + 2デザート』と品数多いのでわくわくします
まずはアミューズというかサービスで
・キンセイ烏龍茶と冬瓜のジュレ
食前酒ならぬ食前茶ですね
冬瓜は貝柱のスープで煮込まれています
・烏骨鶏のピータン 新生姜のソース
紅生姜をすりつぶしたソースの上に揚げたピータンが乗っていて
ピータンはゼリー菓子のような食感で紅生姜の酸味がアクセントになっています
・フカヒレとしらさ海老のビスク 空豆の春巻き添え
太目のフカヒレと海老のぷりぷりさがにたまりません
ここで白をグラスで
【白】Langenlois Terrassen Reisling 2010 Kamptal Reserve
ミネラルとパイナップルやグレープフルーツの果実味を感じる
温度が上がってくると蜂蜜の甘味やコクが出てくる
・マナガツオの燻製仕立て
燻製にするときにオレンジピールと生姜で風味付けされています
【魚料理】甘鯛の蒸し物 鱗のフリットと
甘鯛に切り目を入れ、金華ハムとキノコ[名前忘れた]を挟み蒸しています
鱗のフリットのスナック的な食感も良いですね
やはり赤を
【赤】Le Macchiole Bolgheri Paleo 2000
イタリアなのですが、ボルドーっぽい熟成感にきれいな酸と果実味のバランスが取れてて
肉料理から〆まで通して楽しめる赤です
【肉料理】回鍋肉の分解再構築
料理名からして、フレンチというよりモダンスパニッシュのような。。。
豚バラを低温調理して、
キャベツは生と茹でたのとスナックのように調理したものが添えられ
ソースは回鍋肉のソースとゆず胡椒の2種類が用意されています
確実にモダンスパニッシュやんｗｗ
ここから〆です
粽もビーフンもココでははずせない料理ですね
ちなみにビーフン東のほうにランチに行くとこの二つは食べれます
・中華ちまき
粽というともち米のもっちりさが特徴ですが
ココの粽は米粒一粒一粒タレがコーティングされチャーハンを固めたような感じです
・黒ビーフン
このビーフンはお腹の具合で量を調整できます
中国のたまり醤油と風味付けにイカ墨を使っているそうなのですが、
色合いが明るくてびっくりしました
・紹興酒とキャラメルのプリン
これはココのデザートの定番です
どれも個性を主張しそうな食材ですが、
紹興酒とキャラメルは風味付けでカスタードのしっかりした固めのプリンです
・マンゴーのデクリネゾン 酢橘の泡
マンゴープリンとマンゴーのソルベですね
ソルベはマンゴーの果物そのままに濃厚な味わいで、プリンはそれに比べてやさしく包み込んでくれます
酢橘のジュースの泡を口直しにリセットもできます
食後のお茶です
・烏龍茶 “鳳凰單欉”
現在の烏龍茶の祖にあたる種類だそうです
飲んだ感じ、烏龍茶というより紅茶に近い風味や香りがあります
品数が多くてすべて詳細に覚えれてない。。。
今回、店主の東さん自らサービスをされ、ちょっとサッカー談義に花を咲かせました(笑)
アットホームは親しみやすいサービスは良いですね
定番と常にチャレンジをしている姿勢がコース内で楽しめるいいお店なので、
またリピートしたいと思います
ただ。。。ポーションは申し分ないのですが、
トータルでかなりお腹いっぱいになるのがつらいかも(笑)
/*** Shop Data *****************************/
Chi-fu
大阪市北区西天満4-4-8 1F
Tel：06-6940-0317
※2012年10月ミシュラン2013で初めて☆を獲得されました
