さぁ、バルセロナ5日目は郊外へ行ってきました
まずは、未完成のガウディ建築『コロニア・グエル地下礼拝堂』です
ココはガウディの最大の出資者であるグエル氏の父親が創業した繊維工場をバルセロナ郊外に移した際に従業員のための住宅街(工業コロニー=コロニア・グエル)を建設したのが始まり
街の施設はガウディの助手が、教会をガウディが請け負っており
有名な逆さ吊り模型の実験で10年以上費やし1908年着工
そのわずか6年後、地下の部分が完成した時期にサグラダ・ファミリアに専念するために
手を引き中断され、完成した部分を教会として利用しています
完成していれば、サグラダ・ファミリアに並ぶ建造物になっていたであろうと言われているものです
以前にテレビで見て以来、どうしても行きたかった場所なのです
早速、礼拝堂内に入ります
やっぱりガウディの造る教会の空間の独創性が飛びぬけていますねぇ~
光の使い方はもちろん、構造体の意匠、そして写真掲載しませんが住民が礼拝時に使用する椅子の細部に至るまで配慮のされ方に感嘆します
朝早くに行ったのですばらしい空間を独り占めしていたのですが
日本人観光客団体様がいらっしゃったので早々に退散しました(笑)
バルセロナ市内の観光施設と違い、時間帯を考えて訪れると世界遺産を独り占めできるなんて幸せですよね
一度、サンツ駅まで戻って次はタラゴナです
タラゴナにも世界遺産は存在します
最初に向かったのは、中心部から4kmほど郊外にあるローマ時代(2世紀頃)にガイア側からタラゴナの町に水を供給するために造られた『ラス・ファレラス水道橋』
2層のアーチ構造の橋の上には1m程の水路があり渡ることができます
(一応渡りましたが、やっぱり楽しめません)
タラゴナ駅付近まで戻ってきて海岸沿いに歩を進めると見えてくるのが『円形闘技場』です
廃墟と地中海の構図がもうたまりません
実際に観客席や中央部にも降りることができるので貴重な体験ができますねぇ~