コンバンミ☆
今週は生命力がかなり低下していたので
『コレじゃいかん』
ってことで、急遽朝に電話して予約できたので行ってきました
（運は健在のようですｗｗ）
行ったのは近鉄富雄駅前にあるお店『akordu』
ココは、食べログで奈良県で洋食部門位のお店で
モダンスパニッシュで関西の御三家に挙げられるお店です
（他の2件はすでに行ってる神戸のCa sentoと大阪のFujiya1935です）
ちなみにオーナーシェフはスペインのガシリアの名店『ムガリツ』で修行をされたそうです
外観は大正時代に建てられたレンガ造りの洋館なのですが
中はモダンスパニッシュらしくオープンキッチンです
お店の感じは完全にオレ好み
席に通されるとテーブルセットはこんな感じです
久しぶりにウェルカムプレートがなくてちょっとさびしかったりぃ～ｗ
まずはメニューが配られコースの説明です
こういったお店では珍しくイラスト入りのメニューです
見開きで口を大きく開けた中にコースのリストが書かれていますｗｗ
ランチは基本この『シェフのお任せコース(3,675円)』のみで
予約時にオーダーすればディナーのコースもランチでいただけます
（このクラスのお店にしては、良心的なお値段です）
一人で行ってたのでボトルは開けれないのでグラスでしゅわっと
【泡】Puigmolto CAVA Brut Nature
Brut Natureにしては、柔らかく洋ナシのような味わいのある泡です
では、料理をいただいていきましょう
【前菜】奈良山脈の鹿のエンパナーダ 隠元と胡桃 胡瓜のサラダ フォアグラバター
本来のエンパナーダと違い、鹿肉を使ったミラノカツレツっぽい感じｗ
サラダはこの時期の奈良山脈をイメージしているそうです
ソースはハーブと胡瓜をメインとしたソースなのですが
これだけだとちょっと胡瓜の青臭さが勝つのですが
フォアグラバターとあわせると青臭さが消えフォアグラの甘みにソースの爽やかさが口に広がります
【スープ】アーモンドと松の実のアホ・ブランコ ビワと海老
『アホ・ブランコ』は白いガスパチョと呼ばれるスペインのスープで
かなりニンニクの味が利いています
スープの中にビワの果肉とジュレが沈んでいて、海老は半生
【パスタ】烏賊とイカ墨、塩辛と芋 漆黒のパスタ
イカ墨を練り込んだパスタに自家製の黒作りを使ったソース、
抹茶のエスプーマとジャガイモの極細フライが上に乗っています
黒作りのしょっぱさを抹茶のエスプーマが和らげていて
フライの触感を楽しむ料理です
※ちなみに『黒作り』は烏賊の塩辛にイカ墨を入れた富山の郷土料理です
ココでグラスで白を注文
【白】valminor Albarino Rias Baixas
『リアス式』の語源になった地方のワインで、
フルーティでミネラル感のあるすっきりとした白です。
今回のコース構成上、赤の出番なし(笑)
【魚料理】鯵のグリル 焼いたリンゴ クレソンのクロロフィルと豆
見た目は今日一番(笑)
鯵の火の通し方が絶妙でした
【デザート】ダークチェリーのコンポート サワークリームと薔薇のミル・オハ
『ミル・オハ』は、スペインでミルフィーユのことだそうです
ダークチェリーは薔薇科なので薔薇づくしなデザートで
最後に華やかさやテンションを一品です
最後に自家製のハーブティでまったり
モダンスパニッシュと言われると
どうしてもエル・ブジ系の実験的な料理をイメージしてしまうのですが、
ココはガリシアの料理を丁寧にしているので
ちょっとインパクトが薄いですね
あとは、彩りが初夏のためか『緑』一色といった感じでちょっと物足りない
料理のおいしさは申し分ないのですが、期待が高すぎたのと
個人的にちょっと他の要因もあって物足りなさを感じたお店でした
（ちょっと万全なときにもう一度行こう）
全体的にポーションは小さめなので女性にはうれしいお店だと思います
/*** Shop Data ******************************************/
akordu
奈良県奈良市富雄北1-1-1
Tel：0742-43-0222
※受付時間 9:30～11:00 および 15:30～17:00
※2ヶ月先まで予約可能
