今日の一杯

今日の一杯。。。
Domaine Ponsot Griotte-Chambertin Grand Cru 2000 Domaine Ponsot Griotte-Chambertin Grand Cru 2000
【赤】Domaine Ponsot Griotte-Chambertin Grand Cru 2000
Type:赤 ミディアムボディ
産地:France(ブルゴーニュ/Gevery-Chambertin)
生産者:Domaine Ponsot
品種:ピノ・ノワール100%

大人しく野性味のあるフランボワーズやアメリカンチェリーを彷彿させる
早熟で飲み頃に差し掛かっているヴィンテージです

Domaine Ponsot
Morey St. Denisに居を構えるDomaine Ponsot
Ponsotは、Grand CruのClos de la Rocheの最大の生産者であり、Morey St. Denisの名門であり立役者です。

「私はワインメーカーではない。
自然を大切にし、良いブドウを作っているだけだ。
あとは少しだけ手を加えてやれば、勝手に良いワインができるのさ(by ローラン・ポンソ氏)」

Ponsotの品質に対するこだわりと革新的な取り組みは特筆すべきものがあり1977年から薬品を使用せず、ビオディナミを実施しています。
収穫量15hl/haと超低収量で、実はロマネ・コンティの収量を下回る少なさなのです。

また、Ponsotは白ワインのMorey St. Denisである幻の「Monts Luisants[1er Cru]」を造っていることでも有名です。
これはアリゴテ80%以上で造られる珍しいワインですが、このアリゴテ、斜面上部にはなんと1911年に植えられた古樹が存在しているのです。

Ponsotのトップキュヴェといえば、上記の通りMorey St. DenisのGrand CruであるClos de la RocheClos St. Denisですが、Gevery-Chambertinにも良い畑を多数保有しています。

Griotte-Chambertin
「Griotte」とは酸味が強めの野生のサクランボの一種のことです。
名は体を表すとは良く言ったもので、フレッシュな酸味のあるサクランボや野イチゴのようなチャーミングな風味が感じられます。
豊かな果実味と、なめらかできめの細かさを感じる事ができるでしょう 。

かなりの長期熟成が要求されるPonsotのワインですが、Grand Cruの中でも比較的早熟なのがこのGriotte-Chambertinです。