accueillir@西天満 | ３１５の晩餐

連休最終日に以前から友達から
『行きたい』
と言われていたお店にランチに行ってきました

行ったお店は西天満の『accueillir』
　
3年連続でミシュランガイド☆☆のお店です

1月以来の半年ぶりの訪問なのですが、実は6月からスタイルが変わり、
ランチもディナーもコース1種類でメインやデザートの選択がなくなったそうです

今回は個室の手前のテーブル席に通されウェルカムプレートが出迎えてくれます
　
ガラスのこの時期にとっては涼しげなプレートで右手前にはロゴが入っています

まずはアペリティフを注文

珍しいブラッドオレンジを使った朱のミモザです
ブラッドオレンジが好きなだけにテンション

では、コースです
【Amuse】

雲丹のロワイヤル　枝豆のソース、ウイキョウのサブレ、クミンのグジェール
まずはAmuse3品です
ロワイヤルはココの代表的な料理ですね
時期もあり枝豆のソースが上からかかっていて涼しげですよね
中にはこの時期にしか取れない雲丹が贅沢に入っていて甘みやコクがあって最高です

グジェールは何も入っていないシューで上にクミンがふりかけ焼き上げています

【Entree】

とうもろこしのブランマンジェ
毎年、この1ヶ月のみに出しているそうで
「夏のスペシャリテ」としてファンの多い一品だそうです
フォアグラのテリーヌを凍らしスライスしたものがふりかけてあります
とうもろこしの濃厚な味わいに、フォアグラの甘みが深みを与えてくれ
大粒のコーンとヤングコーンとポップコーンで触感も楽しませてくれます

【Entree】

トマトとハーブのアンフュージョン
ここにトマトのクリアなスープをかけて

完成です

トマトのカプレーゼにスープをかけている感じなのですが
特筆すべきはスープの透明さ
コンソメ同じように卵白でクリアにしているのですが、
トマトのおいしい味をまとめた味わいとハーブの清涼感が最高です
コレこそ「夏のスペシャリテ」にふさわしい一品じゃないでしょうか

ここでメインを踏まえて白をグラスで注文

Domaine Latour-Giraud Meyrsault-Genevrieres Premier Cru 2008
’08でまだまだフレッシュで若いかと思いきや
昨日抜栓ということもあり、
ミネラル感が落ち着き樽由来のバターの芳醇な香りとふくらみがあり完璧な選択です(笑)

【Possion】

甘鯛のポワレ　サフランのソース
Chi-fuに続いて甘鯛です(笑)
皮目は鱗をつけたままこんがりさせていて、
ホタテとインカの目覚めのグリルも添えられています
ソースはサフランとホタテを使ったスープのエスプーマと万願寺唐辛子の赤いソース、
そしてオリーブオイルにハーブの香りを移したオイルの3種類が使われています