今日の飲み比べ

今日はこんな飲み比べ
Meo Camuzet Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux-Argillas
【赤】Meo Camuzet Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux-Argillas

一流の醸造家であるMeo Camuzet
その一級畑Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux-Argillasの2010~2012の3ヴィンテージの飲み比べ

この一級畑は。。。

Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux-Argillas
Nuits-Saint-Georges村の北、Vosne-Romanee側にある渓谷の入り口にある畑
粘土質(Argille)の土壌からその名がついた畑は、比較的肥沃な土壌
葡萄の樹齢は約40年になり、渓谷から吹き降りる冷たい風の影響で成熟はかなり遅め
ブラックベリーやカシスがあり、口当たりも非常になめらかで余韻に酸が長く残ります

では、2010年から飲んでみましょう

-2010-
【赤】Meo Camuzet Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux-Argillas 2010
優等生なブルゴーニュのバランスの取れたアロマ
エレガントな赤い果実であるチェリーやカシスのニュアンスがありながら、口に含むとドライなすっきりさがある
熟成→梅のニュアンスが出てくる

気候
赤白共にかなり優れたヴィンテージ

-2011-
【赤】Meo Camuzet Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux-Argillas 2011
ハーブのアロマがあり、ちょっと内向的な暗いイメージがあるが10年より厚みやコクを感じる
焦げの苦味にも似たニュアンスあり
熟成→なめし革、カツオ出汁
ファーストアタックからの変化があるので、熟成させると面白そう

気候
開花が早く収穫も早まると予想されたが、7月の猛暑から8月は温暖な気温になったため、
優れた生産者は本来の収穫タイミングを遅らし収穫は9月上旬に行う

-2012-
【赤】Meo Camuzet Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux-Argillas 2012
10,11年に比べて明るいルビー色
エレガントでありながら、力強いイメージを持たせるブラックチェリーのような黒い果実のニュアンス
しっかりした果実の甘みがある
熟成→若くて硬い為、想像しにくいが、革やコーヒークリームっぽくなりそう

気候
開花は7月と遅く、収穫も9月末
気候不順で花震いやミルランダージュが多く起こり、時には雨や雹、極端な温度上昇など多くの被害が出た年
収穫量は激減したが、収穫された葡萄の質は抜群

香り
2011<<2010<2012 味わい 2010<2011<2012 熟成の強さ 2011<=2010<2012