今日の飲み比べ

今日の飲み比べ。。。

今日は、ブルゴーニュ白の名門Gagnard-Delagrangeの1er CruとGrand Cruの飲み比べます
まずは1er Cruから
【白】Gagnard-Delagrange Chassagne-Montrachet 1er Cru La Boudriotte 2011
【白】Gagnard-Delagrange Chassagne-Montrachet 1er Cru La Boudriotte 2011
Type:白 辛口
産地:France(ブルゴーニュ/Chassagne-Montrachet)
生産者:Gagnard-Delagrange
品種:シャルドネ100%

柑橘系の香りに蜜のリッチな甘さ、ナッツのオイリーでコクに深みがある
余韻も長くブランデーのような複雑味も感じ、若い年からでも美味しく飲める

次にGrand Cru
【白】Gagnard-Delagrange Batard-Montrachet 2011
【白】Gagnard-Delagrange Batard-Montrachet 2011
Type:白 辛口
産地:France(ブルゴーニュ/Chassagne-Montrachet)
生産者:Gagnard-Delagrange
品種:シャルドネ100%

初夏を思わせるような果実のすっきりしたファーストアタックからエレガントな柑橘系の香りがあり、
ナッツやカラメルの重厚さのもたらす複雑さが出てくる

畑の位置は、Chassagne-Montrachetのほぼ南北と離れているだけに特徴がよくわかる
特にGrand Cruは、最初のアロマとアタックに品格のある貴賓を感じる

Gagnard-Delagrange
Domaine Fontaine Gagnardの当主リシャール フォンテーヌ氏の義父である故ジャック ガニャール氏が当主として運営していましたが、惜しくも2009年7月に享年80歳で他界され、現在はリシャール氏と、Domaine Blain Gagnardの当主で同じく義理の息子にあたるジャン マルク ブラン氏の助力の下、ジャック氏の奥様がドメーヌを引き継ぎました。
2009年ヴィンテージの醸造においては、ジャック氏は醸造には携わっておらず、特にジャン マルク氏の息子であるマルク アントネー氏が中心となって行っているため、2008年物がジャック氏の造った真のラストヴィンテージになります。
畑は年々Domaine Fontaine Gagnard、Domaine Blain Gagnardの2つのドメーヌに譲渡されていっており、近い将来、すべて譲渡する予定のようです。